公開メモの後悔

べたなギャグの題名ですまない。

はてなブックマークにつけたコメントが不適切ではないか、とメールをもらってしまった。具体的にいえば、【海難記】 Wrecked on the Sea - 著作権保護期間の延長問題について考えるについてつけた「反対派」というコメントだ。それについて津田大介さんからメールをもらってしまった。

いや、はてブにネガティブコメントとかの問題があるのは知っていたが、おれがそれに類したことに巻き込まれるとはびっくりした。

確かに言及されている著作権保護期間の延長問題を考える国民会議は反対派の団体ではないらしい。「是々非々で論を尽くそう」という目的を持った団体のようだ。そういう意味なら反対派というのいうのは間違いかもしれない。

そう思いつつもとの海難記のentryを見てみると、そもそもこれは国民会議についての entryではないじゃないか。後ろのほうでちょっと国民会議について触れられているだけだ。そもそも仲俣さんははっきりと著作権延長の反対意見を述べており、それなら「反対派」とタグ付けしたっていいじゃないか。

しかしブクマエントリを見てみると「別役実」「津田大介」など、原文にないものがキーワードとしてあがっている。思うに、これはブクマされた後にentryが改変されたときの症状だ。つまり、最初のおれが見たころのentryははっきり国民会議に関して賛同者とともに書いてあったんだろう。むむむ、それだと反対派だというのも間違いかなあ。

いや、でもおれはそれを読んで反対派だと思ったわけだし、将来ブクマを検索するときにその情報が有効だと思ってそうコメントに書いたんだ。「あの、反対派の人が書いた著作権の面白いentryなんだったかなあ」と思って探すとき、そのコメントがないと立ち往生してしまうかもしれない。

でもそんな個人的メモでもやっぱり後悔した以上、そういう影響を考えなきゃいけないのかなあ。津田さんに関してはそれなりに活動は賛同しているからことを荒立てたくはないのだけど、だからといって一度書いた自分のメモを変えるにはやや抵抗がある。でも所詮読んだときとは違う内容なわけだし、変えたっていいんじゃないかな。でも今の内容なら反対派ってタグでもいいじゃん。それにおれみたいな 1ブックマーカーのコメントまで気にしなくてもいいんじゃないかな。

まあ、これだけネタにすれば、自分の脳みそには染み付いたから、思い出すためのコメントはなくてもいいや。ってことで変えておこう。と小心者の私は今から書き換えるのであった。