jkondoの俳人化が進んでいるな

最近の entryでいうと:

こんなもん。こんな自由律俳句でブクマを稼がれちゃ、こつこつブクマを狙っているこちとらとしてはやってられねーぜ。

いや、こんなんじゃ DISったうちにも入らないとはおもいますが、全国 500万ぐらいの id:jkondoファンに一応言い訳しときます。

コミュニティの主催者である自分自身が、何かを起こせばそれはすなわちコミュニティに波紋を呼ぶ。それは本当に他意のないこと、たとえば「ふぐりの脇が痒いから掻いた」、そんなことでも何かの意図がないかと勘ぐられる。それがゆえにやっぱり普通の主催者はふぐりの脇を衆人が見ている中ではかけないわけです。

絶頂期のホリエモンがテレビに出て発言したとすると、それは揚げ足取られたり礼賛されたりするのは本人はわかっているわけで。そこで演じたり、裏で不正な取引をして儲けたりするわけです。自意識にぶれがない。「他意はないよ」って発言自体、本当に意識はなかったとしても無意識のレベルまで考えれば統合された意図がありそうに見える。非難してるわけじゃなくて、経営者たるものそうじゃなきゃいけないと俺なんかは思うわけです。一挙手一投足に、目的に対する合理性が宿っている。

それに対し、jkondoさんはそういうのもないように見える。「主催者でありながらはてブを集めてすまない」とか「このはてブを集めて儲けてやろう」とかも。単に自分のメモ的な言葉を書いて、それが深読みされてブクマを集めても、それはそういうシステムなんだからしょうがないじゃん。いや、むしろそれが好ましいんだと開き直っている。いや、開き直ってさえいない。当然の思考として受け入れている。

本当にそうなのかどうかは知りません。

でも Googleにもあるようなこういうナイーブさが、梅田さんも惚れた点なのかな。統合された無意識を突き詰めるんじゃなくて、システムを信じてみる。そこに全身をなげうってみる。十牛図でいうともう人牛倶忘のような。

俺はまだそこまでは信じられないから、こうやってぐだぐだしているわけですが。そして jkondoさんの行為に、やっかみも含めてやな感じを抱いたりしているわけです。まだまだ解脱は難しそうだ。