男のバカさ

また増田に絡んでみる。最近こういうの多いよな。まあ、中島さんだってLife is beautiful: その「頭がいい人は成功して当然」という発想が甘すぎるで絡んでるからいいよね。

今回絡むのは「鶏口牛後」って entryです。なんか周りの清楚な子に勘違い男が惚れて、困るっていうかなんというか。

そういう素直な子に惚れちゃうってのはロリコンや痴漢と同じでしょう。自分のいうことを聞きそうな相手にしか発情できない。露出している発情してそうな女なんかより、清楚で泣き寝入りしてくれそうな子の方が性犯罪の被害を受けるんだよ。

といいつつも俺もそういう子の方がそそるけどね。自分好みにしてやろうとか妄想しちゃう。そんなテクニックはないし、おとなしそうに見えても本当はどうだかわからんし。いや、それはそれで楽しいな。

それと「変な男に惚れられてサイアク」ってしゃべるやつが「いい子」なのか、とか言ってるやつがいるけど。http://anond.hatelabo.jp/20070302010748 とか。

お前ら勝手な幻想見すぎ。勝手に「性格がいい子」のステレオタイプを心の中に作りすぎ。

お前だってブスに告白されたらネタにして友達に話すだろう。そのっくらいできるのが「いい子」ってもんだ。どうでもいい男の気持ちはほっといて、女友達を喜ばせる。まあ、もとの話の場合、その女友達の一人を喜ばせてないので「それ以外はいい子」になるんだろう。ただ、問題になっているのは書いてる本人の気持ちで、ネタにされた男の気持ちを考えていないことは「いい子」じゃない理由にならない。

そういう意味では「性格がいい」ってのは、ジェンダーフリー的に看過すべからざる、女性を男性の欲望のたがにはめるためのキーワードなんじゃないかねえ。男が勘違いしつつも非難できたりしちゃう。戦後民主主義的に男尊女卑をおおっぴらにいえなくなったんで、そういう言葉でオブラートに包んでほめつつ洗脳していく。手なずけて支配の対象にしよという。

こんなことはどっかでいわれてるんだろうし、あまり強調しても反ジェンダーフリーの人たちが「言葉狩りだ」とかいいそうだから、書かないほうがいいのかもしれない。でもそういう時代の流れ、「言葉の言い換えによるごまかしもきかなくなって従来は恋愛できた男もできなくなった」ってことを把握すると実生活に役に立つかもしれないよと。

実例になるかどうかわからないが、昔「性格がいいなんてほめ言葉、どうでもいい」とか公言する女友達がいた。実際そいつは、いわゆる「性格が悪い女」だった。頭の悪いやつにはあからさまに冷たい態度とる。ただ、美人だったのでいいよる男も多かった。が、「いいよる」→「相手にされない」→「逆恨み」ってパターンのよくあった。「性格が悪い」というどうでもいい評価軸を取っ払えば、すくなくとも友達になれるぐらいの知性のやつも多かったのに。友達としては面白いやつだったよ。

ここをお読みの諸兄は同じような体験をなされないよう望みます。