「サークルクラッシャー」

Google IME使ってるんですけど、ちゃんと予測変換に出てきますね。「サークルクラッシャー」って。
いや、ここで「ちゃんと」と書くあたり、おれもだめだな。そんなもの世間で認められた単語じゃないのに。そんなのが出てきてもちっともちゃんとしてない。

で、このエントリはそのサークルクラッシャーって言葉に関する嫌悪感というか、違和感を書くものです。少なくとも、素では使いたくない言葉です。(笑)とかつけながらじゃないと使えない。

童貞率の高いサークルで女の子が来てサークルが壊れた。そういうことはよくあることです。友情よりも劣情が優先されるのは世の常です。それは否定しません。

ただ、「サークルクラッシャー」という言葉は、その原因を女の子に求めてるような気がするのです。「原因」なんて言葉を使うとややこしくなるのですが、そもそもは未熟な、友情と劣情をバランスさせる方法を知らなかった自分たちが原因だろうに。

もちろん、女の子が変な奴の場合も多いでしょう。一般男子も避けたがるようなイカ臭い集団に入ってきて、ストレスを与えることによって自己の評価を確認する、自己愛性人格障害のこともあります。

林先生もいうように、人格障害への対処法は深入りしないことです。境界を決めて、一定以上の世話をやかないことです。

まあ、人格障害まではいかなくても、いろいろと人間関係が壊れる遠因にはなる可能性はあるとは思います。でもその責は女の子だけにではなく、未熟だった男にも充分にあります。

それをサークルクラッシャーという言葉を使って、女の子に責を負わせて安寧を得るようでは、単なる非モテの逆恨みを感じるのです。

サークルクラッシュ」という言葉あたりにして単に壊れる現象だけ見るようにすればいいのかな。でもこれじゃ一般的過ぎるか。サークルクラッシーとかいう言葉にして、壊れるサークルの方に焦点を当てればいいのかな。